IT企業において、エンジニアは欠かせない存在です。IT技術の進歩によってさまざまな技術が開発されて、それに対応できるエンジニアの需要も増加していますが、この技術の進歩をビジネスに活かそうと動く企業もあります。それが、スタートアップ企業やベンチャー企業です。
いずれも、革新的なアイデアをビジネスに活かして短期的な成長を狙う、創業して3年以内あたりの若い企業のことを指します。IT企業といえば昔からあるメーカー勤務といったイメージも強いですが、このスタートアップ企業やベンチャー企業が増えてきた今、こうした場所で働くエンジニアも増えてきました。従来のIT系の仕事のやり方が確立している大企業・中小企業に勤めるのもよいですが、実はこうした若い企業に就職して実務経験を積むことも大きな魅力があるのです。
まずは、新しいことにチャレンジできる環境に身を置けるという点です。未だ広がっていない市場へ参入して新たな技術に触れられる機会はエンジニアとしても大変貴重でしょう。こうした経験を味わいたいなら、スタートアップやベンチャーへの就職をおすすめします。また、会社としての体制が十分に整っていない会社もあるため、エンジニアとして就職しても多岐にわたる業務を経験できる可能性も高いです。将来的な転職も見据えると、さまざまな業務を経験できることは重要だといえます。また、社員同士の隔たりが少なく横のつながりが強いため、自分のアイデアを通しやすいのも魅力的でしょう。